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社名のはなし。
十一という社名には「単純なモノに特別な魅力を」という理念が込められています。
代表・久冨の祖父の名前である十一(ソウイチ)。祖父への尊敬も相まってかっこいいと憧れを抱いていたこの名前を、屋号に拝借しようと思い立ったのは独立を決めたときでした。
「十一」という三本の線のみで作られるかたち。
その単純なかたちを普通では「ジュウイチ」と読むところを、名前読みで「ソウイチ」と読みかえることで急に立ち上がってくる唯一の魅力。
子供ながらに無意識的にその感覚に惹かれていたことが、今のものづくりへの向き合い方に多大な影響を与えていると気づき、この名前を理念にさせていただこうと決めました。
単純で普遍的なかたちにどうすれば特別な魅力を与えることができるのか。まだ試行錯誤の段階ですが真摯にこのテーマに向き合い、作り出すモノの中に「十一」の魅力を表現していければと思っています。